▼主な事業報告
※2023年度
11月12日 秋季大会「風雅を楽しむ秋の集い」
4月30日 春季大会「風雅を楽しむ春の集い」
※2022年度
1月11日 第1回役員会(総会準備R4年度事業・予算立案
4月23日 春季大会「風雅を楽しむ春の集い」
6月5日 日総連四国地区吟詠道大会(四国地区コンクール)
7月26日 漢詩連盟 高知大会
8月4日 全国高等学校総合文化祭(詩吟・剣詩舞部門)
8月11日 第33回四国地区吟詠剣詩舞大会
9月4日 第58回日本コロンビア全国吟詠コンクール
9月18日 研修会(佐川・横倉山)
10月23日 秋季大会「風雅を楽しむ秋の集い」・懇親会
12月11日 鵬翔流吟友会忘年会⇒写真はこちら
▼これまでの各大会のプログラム
令和5年秋
令和5年春
令和5年新春
令和4年秋
令和4年春
令和4年新春
令和3年新春
■ホームページ開設のご挨拶
2010年11月28日に鵬翔流吟友会が発足し、昨年、コロナ禍の中ではありましたが、10周年の記念大会が開催されました。この間10年の歳月は長いようでもありましたが、顧みますと教本の制作等の基礎作りに東奔西走し、恒例の年間の行事も「新春の集い」に始まり、「風雅を楽しむ春の集い」「風雅を楽しむ秋の集い」という春秋の大会はもとより、老人保健施設への慰問や、野外研修会など多くの行事が目白押しに企画実行されてきました。
また、2015年より明徳義塾中学・高等学校への詩吟の指導が可能となりました。中国留学生のNITPONクラブが開設され、漢詩のふるさと中国の生徒たちに日本の詩吟を学び吟じて頂ける「詩吟部」が出来たことは、内なる縁の感動を覚えます。
また、生徒たちは2019年、佐賀県で開催された全国高校総合文化祭の吟詠剣詩舞部門に初めて参加しました。2020年、高知県土佐市「つなーで」でリモート開催、2021年、わかやま総文、2022年、東京江戸川区で開催された全国高校総合文化祭に4年連続で参加しています。
特に2019年、中国の上海海洋大学での「吟詠文化交流会」は、私達に大きな自信と誇りをもたらしました。
この素晴らしい日本の伝統文化を継承してゆくために老若男女の皆様に
吟詠へお誘いを致したく思います。
会長 梶田 鵬翔
■鵬翔流吟友会 理念
千詩万詠して心身を磨き、
古今の風雅に親しみ遊びては、
花鳥風雅を友として天恵に謝す。
先人の古哲の精神に学んでは、
礼と節を以って人間陶治に努める。
自ら心魂洗い浄めて、
真善美全き世界を求むるは、
是 愛と誠の鵬翔会なり。
■鵬翔流吟友会10年の歩み
毎年、初吟会の集い、春秋の風雅を楽しむ集い開催。
その他の主な行事を掲載しました。
2010年(平成22年)
11月28日 鵬翔流吟友会創立
11月22日 市民学級発表会(2年に一度)
2011年(平成23年)
1月16日 初総会において平成24年に一周年記念大会の開催決定
新役員決定(会長・梶田鵬翔 副会長・近江誠光 事務局長・公文龍光 財政局長・飯田澄貴)
4月30日 五台山の野外研修
7月29日 指導者会発足(飯田・公文・杉本・近江・中西)
「何よりも礼節の道教ゆこそ教えの師たる者のつとめぞ」
11月23日 秦神社にて、長宗我部元親公慰霊祭にて奉納吟詠(毎年)
2012年(平成24年)
3月18日 鵬翔流吟友会創立1周年記念「梶田鵬翔25年に感謝をこめて」於:商工会館
吟詠を初めとする来賓の先生方約40名をお迎えして 一般の皆様、当流の会員含めて112名の皆様で楽しい賑やかな懇親会となる
4月7日 東雲教室発足(5人で)
11月11日 平家をしのぶ一日研修旅行 (祖谷渓谷)
2013年(平成25年)
11月17日 木の香温泉研修旅行
12月20日 蒔絵台教室発足(4人で)
2014年(平成26年)
1月18日 第一回教本校正開始(川添さん協力のもと、教本校正に取りかかる)
11月 1日 鵬翔流吟友会「吟詩道教本」完成
11月16日 オーベルジュにて、1日吟詠研修
11月30日 教本刊行の祝い
6月1日 鵬翔流吟友会野市教室5周年記念大会「弁天座」
2015年(平成27年)
5月17日 「風雅を楽しむ春の集い」にて、尾形光琳作(国宝紅白梅図屏風・レプリカ)が、初めて壇上に登場し、舞台が一層趣き深いものになる
5月10日 明徳義塾高校と吟詠交流(稽古)が始まる。6月12日 体育館にて吟詠稽古
9月15日 本校食堂での夕礼に参加、10月27日、女子寮にて女子学生に吟詠稽古
11月14日 オーベルジュにて、1日吟詠研修
2016年(平成28年)
9月26日 明徳(12名の生徒)午後7時40分より9時迄一回目の指導に伺う(月3回)
11月 5日 鵬翔流吟友会創立5周年記念「風雅を楽しむ秋の集い」開催 於:商工会館
11月27日 オルベジュにて、1日吟詠研修
2017年(平成29年)
1月31日 ニュースレター第1号発刊
1月20 日「ありがとう」施設訪問、吟詠と歌の交流(以後毎年1回)
11月19日 土佐和紙工芸村クラウド1日吟詠研修・和紙実習(高知大学留学生参加)
12月 5日 梶田・山中、喜楽会(弁天座に出演)
2018年(平成30年)
3月11日 鵬翔流吟友会野市教室10周年記念大会
9月 3日(もとちかの里)合同敬老会に参加
9月9,10,11日、大宰府研修旅行
ニュースレター第2号発刊
11月3日 弁天座にて「風雅を楽しむ秋の集い」開催
2019年(平成31年)
ニュースレター第3号発刊
4月5日 浦の内木彫館にて野外吟詠研修
8月25日 横田野公民館にて研修会「長宗我部元親公を学ぶ」
10月29日 中国上海海洋大学にて、吟詠文化交流会(28、29、30)
12月15日 高知新聞に中国吟詠文化交流会の記事掲載
12月22日 プリンスホテルにて、三流派吟詠交流会
2020年(令和2年)
1月 ニュースレター4号(中国上海吟詠交流会報告)刊行
2月 明鵬吟詠興隆会発足 (明徳義塾中高等学校と交流)
明鵬吟詠興隆会 会報1号 刊行
新型コロナウイルスのため、「風雅を楽しむ春の集い」中止
2021年(令和3年)
1月 明鵬吟詠興隆会 会報2号 刊行
12月12日 鵬翔流吟友会十周年記念大会
ニュースレター5号(特集:鵬翔流吟友会十周年記念大会に向けて、梶田鵬翔吟道35年に感謝をこめて)
2022年(令和4年)
1月 明鵬吟詠興隆会 会報3号 刊行
■鵬翔流吟友会の教室紹介
南国教室紹介-笹岡 蒼翔
南国教室は、以前は野市教室と活動していましたが、会員の減少により心機一転南国へ場所を移してから間もなく一年が来ようとしています。高知空港近くの田園の中に掩体(えんたい)壕、旧日本軍が第二次世界大戦中に構築した戦争遺跡あとであります。その隣に整備された真新しいコミュニテイセンターの前浜公民館で稽古をしています。
教室会員は、吟歴が長く情感豊かに独特の吟詠をして下さる西山博貴先輩と、声だけは大きい笹岡蒼翔の男2名です。(メンバーが増えないかなー)。梶田先生、飯田先生のご指導を受けながら、吟詠に疲れた時は、漢詩のイロハ(読み方の基本など等々について丁寧に教えていただいたり、また世間話しを多少まじえたりと気負わず、進まず(先生ごめんなさい)、しかし休まずリラックスしたムードで楽しく稽古に励んでいます。教室は日曜日の午後、月に3回を基本に開いています。掩体壕の傍を田園の風が吹き抜ける前浜公民会での教室にぜひ遊びに来てください。
元祖・高須教室-飯田 鵬鴦
もう10年、まだ10年かという思いが交錯致します。梶田先生が鵬翔流吟友会を立ち上げる以前からご指導いただき、すでに黄泉の国に旅立たれた会員のお顔も思いだされます。
皆様々、梶田先生の吟力、指導力、お人柄を慕ってフアンとなられたかたばかりです。数は少ないけれどそれぞれ素晴らしいかたばかりです。梶田先生が前流派で拡大普及のため、高須ふれあいセンターで今のご披露目会を催された時が始めての出会いで、素晴らしい吟を美しい容姿に感動しました。そして高須教室が誕生しました。
当初の高須ふれあいセンターから、隣の高須公民館に場所を移し教室として初期がはじまりました。
今は、比較的、多くの方々が元祖メンバーです。火曜日夜、7時から練習をしております。古典にふれてみたい方のご参加を、首を長くして待っております。これからも楽しい教室であり続けたいと願っております。
桟橋教室-鵬翔流吟友会創立10周年を迎えて 寺岡 颯翔
鵬翔流吟友会に入会して早くも10年あまりになりました。10年ひと昔といいますが、ほんのこの前のように思われます。思い起こせば、いろいろな事がありました。そして「詩吟ってなんだろう」と教室に通いながら求めて参りましたが、道半ばにして、未だに答えがでていません。
漢詩、和歌、俳句などを素材にその詩文を読み、母音割り、韻引き、抑揚をつけて振り府の通り吟じるだけですがこの世界にいろいろな意味で、奥が深く追求すればするほど、ますます求めることが多くなり、他の人と比べると自分の吟の詩情が貧素に思われます。今、解っていることは、
1.呼吸は腹式呼吸で、できるだけ鼻呼吸でする。
2.詩文のアクセントは大切ですが、それに捕われすぎると豊かな詩情表現が出来なくなるので、気を付けること。
3.詩文は緩急強弱をつけて明確に読む。
4.姿勢も発声は大切な要素の一つです。身体(特に肩)に余分な力を入れず、御腹と丹田に力を入れます。肩の力を抜くには関節を緩めること、等々実践できるようになるには、繰り返し練習を続けることと思っています。
昨年からのコロナウイルス感染などのため、教室は休み勝ちで、なんの手伝いもできず、心苦しいのですが、鵬翔流吟友会がますます発展していくことを願い、健やかにゆたかな人生を共に築き続けて行きたいと思います。
東雲教室発足の頃を振り返って-宝蔵 瑶光
鵬翔流吟友会創立十周年おめでとうございます。
わたくし達の東雲教室の始まりは、2011年4月のことでした。発足の数か月年前に、以前旭食品の詩吟部で会った松木氏と宝蔵が、とある酒宴で出会いました。その席には梶田先生も参加しておられ、「やっぱり詩吟はいいですね。新たな気持ちでまたやってみたいです。梶田先生教えてください。」とお願いしたことがきっかけとなり、先生から快諾していただき、東雲教室を行えるようになりました。
始まった当初は、保育園児のゆいちゃん、そのお母さん、そのまたお母さんの野口家3世代の方も加わってバラエティー豊かな教室でした。残念ながら、ゆいちゃんのご家庭の都合で一家は東京に転居され、東雲教室はあわや消滅の危機にさらされたのですが、そこに宝蔵正氏が加わり存続決定、現在に至っています。
そして2018年の大宰府研修や2019年の思い出多き上海公演に、吟友会のよき理解者であり協力者として、参加してくださった戸田由子(旧姓 小笠原)さんも2020年からは入会。東雲教室での若き吟詠者としてメンバーに加わって下さいました。彼女は、現在、期待の星として育ちつつあります。
あっという間の11年間。『真面目が取り柄の東雲教室』は、地道に今日まで歩んできました。そして2020年、新たな10年のスタート。コロナという未知のウィルスとの戦いの中で始まりました
2021年私たちは、コロナウイルスに負けることなく、お互いを思いやりつつ、仲良く楽しく、時には梶田先生に厳しくご指導をいただきながら、前を向いていつまでも若々しく進んでいきたいと思います。
蒔絵台教室・宇佐教室の昨今-松代 怜貴
宇佐教室が3名の会員となり、当面の処置として蒔絵台教室と合同稽古となりました。宇佐教室が明徳義塾中高等学校の詩吟稽古に関わっており、宇佐教室は残っております。
現在も合同教室となっております。蒔絵台教室に、急逝された副会長で近江徳長さんのご夫妻、ほかに2名がおられた時に、私は蒔絵台教室に参加しました。お二人は、楽しそうな会話をしながら稽古をされていたことを思いだします。
介護の隙間を何か気分転換したいと思っていた時、詩吟とのご縁を頂き早や5年、上手・下手は別として80歳を過ぎてやる事の場があることに感謝しております。梶田先生のおおらかさ、中西さんの毎回のお花に癒され、大野先生の前向きな姿勢と、皆様のホットな、お人柄のなかでのお稽古、自分の歳を忘れさせていただいております。毎年正月明けに高齢者介護施設”ありがとう“と交流会を続けていましたが、コロナウイルス事情で中断しております。予想もしなかったコロナで人々の生活も大変な身のなかで、人生100年時代を迎え、如何に元気で残りの命と向き会って行くためにも、周りの人々に支えて頂き、日々を過ごすことを願っています。
■2023年11月12日
風雅を楽しむ秋の集い
■2023年4月30日
風雅を楽しむ春の集い
■2022年9月4日
第58回日本コロンビア全国吟詠コンクール
高知竹予選・決戦大会報告
2022年9月4日に、高知プリンスホテルで、上記の大会が行われました。コロナ禍で、多くの欠席があったため急遽、特別プログラムが編成され「日本コロンビア吟詠音楽会高知地区の会員」による吟詠が披露されました。
今まで高知地区から東京で開催される決勝大会に出場したメンバーです。
7人の吟詠があり、梶田鵬翔会長は、李白:「汪倫に贈る」を吟詠されました。この予選会では、鵬翔流吟友会の会員の山中清一、横山康二、笹岡正俊、中西淑子、大野正夫が入賞しています。
■事務局
【事務局】〒781-0270 高知市長浜5978 鵬翔流吟友会